BPMが違う曲をつなぎたい!DJが使う奥の手4選

「BPMが近い曲ならつなげるけど、全く違うBPMの曲をつなげるにはどうしたらいいの?」

先日、こんなご質問をいただきました。

例えばBPM90の曲とBPM130の曲をつなげる、などですね。

DJをする時は大抵BPMの近い曲をつなげて、徐々にテンポアップ(またはダウン)していくのが普通なのですが、どーしても違う速さの曲をつなげたい!という時に、DJ達が奥の手として使っている方法をいくつかご紹介していきます。

【1】Transitionを使う

Transition(トランジション)は「変化」や「変わり目」という意味なのですが、DJが使うTransitionとは…BPMが曲の途中で勝手に変化してくれる曲のことです!

例えばこういう曲↓

動画の中盤あたりからBPMが速くなっています。BPMは108から128へ変化。

こちらはBPM100から128へ変化。

こちらもBPM100から128へ変化。1:45あたりから変わります。

BPMの違いが分かりましたか?これをBPMが違う曲どうしの間にはさめば…

こんな感じで簡単にテンポを変えることができます♪

Transitionをダウンロードできるサイト

Transitionの曲がほしい!という方には「レコードプール」というDJ用の新曲発掘サイトがおすすめ。もちろんTransitionだけでなく、新曲がほしい方にも。

※レコードプールはアーティストやDJによるRemixなど、常に新曲だけを更新しているので、時期によってTransitionが見つからない場合もあります。

登録する前に各サイトの検索窓で「Transition」と検索して曲があるかチェックしてみてくださいね※

使いやすいレコードプールサイトはこちら↓

DIG TRACKS.com

https://www.digtracks.com/

月額2890円(税別)でダウンロードし放題。1曲につき3回までダウンロードできます。HIPHOPやR&B、ダンスミュージックの新曲が多いです。日本語なので見やすく、曲検索もカンタンにできます。

DJ CITY.JP

http://www.djcity.com/digital/record-pool.aspx

3ヵ月毎に11000円でダウンロードし放題。こちらも1曲につき3回までダウンロード可。日本語対応で、HIPHOP、R&B、HOUSEの新曲が多いです。

digital dj pool

https://digitaldjpool.com/RecordPool/Search

英語サイトですが、慣れれば問題なく使えます。左上のSearch欄から検索して曲を探せます。月額15ドル。トライアル登録もあり、5日間1ドル(ダウンロード上限数50曲/日)でおためしもできます。右上のPricingから登録できるようになっています。

【2】カットインを使う

Transitionを使わずにBPMの違う曲をミックスしたい!という時は、カットインを使って強制的に曲を変えてしまいましょう。

カットインとは、クロスフェーダーを使って次の曲をぶっ込むことですが、こちらは練習が必要になります。

【3】BPMが2倍/2分の1の曲につなげる

BPMは普通、90だったら90前後の曲とつなげる・120だったら120前後の曲とつなげる、など数字が近い曲どうしをつなげるのですが、実は2倍(または2分の1)の曲とも繋げられるんです。

たとえば、BPM65の曲の速さはBPM130の曲の2分の1の速さですよね。

こういった曲は、テンポをうまく取れればキレイにミックスする事ができます。

たとえば、BPM65どうしの曲をつなげる場合

前曲のサビ終わりと次曲のAメロ始まりで曲をつなげたいとします。

すると、前曲のサビも次曲のイントロも32拍だった場合、

次曲のイントロを前曲のサビ始まりからスタートさせれば、

サビ終わりからAメロ始まりにつなげることができますよね。

(拍ってなんの話?という方はこちらを先に読んでみてください↓)

拍ってなに?DJミックスで超重要な拍数合わせのやり方

では、BPM65とBPM130の曲をつなげる場合はどうするか?

BPM130の曲は速さが2倍になっているので、

BPM65の曲の1拍=BPM130の曲の2拍とカウントすれば良いだけです。

つまり、先ほど前曲のサビ終わり32拍前から次曲をスタートさせていたのに対し、

今度は18拍前からスタートさせればぴったりサビ終わりでつなげる事ができるのです。

よく分からない!という方は、まず感覚をつかむため実際にBPMが2倍/2分の1の曲でためしにミックスをしてみてくださいね。

【4】タンテを1回止めるのもアリ

これはもう本当に奥の手。1日に何度も使わないでほしい手ですが・・

ターンテーブルを止めちゃいましょう。

ただ止めると言っても「ブツッ」と曲が切れるのは聴き手がびっくりしてテンションが下がってしまいますので、

少しコツがあります。

1、止めたい曲の次にかけたい曲をターンテーブルにセットしておく

たとえば今、再生中の曲(止めたい曲)が左のタンテでかかっていたら、次にかけたい曲を右のタンテにセットし、曲の頭でストップボタンを押して一時停止させておいてください。

2、止めたい曲のサビ終わり8拍ほど前で、ターンテーブルの電源を切る

※スタート/ストップボタンではなく電源を切ってください。

電源を切っても、ターンテーブルは徐々に速度を落としますがすぐに曲は止まりません。

なので・・

3、ストロボスコープを撫でるようにして曲の速度を落とす

ストロボスコープとはここです↓

ここを反時計回りに撫でるように触ると、曲の速度が落ちるのを早めることができます。

この時、ストロボスコープを触る強さを調節しながらサビ終わりで曲が止まるようにしましょう。

4、曲が完全に止まりきる前に次の曲を流す

今度は、さっきセットしておいた右側のターンテーブルのスタートボタンを押して曲を流せば完了です!

曲が完全に止まってしまうとシーン・・・となってしまうので、

もうすぐ止まる寸前の雑音がまだ聞こえているくらいのタイミングで次の曲を流してあげましょう。

ここで注意ポイント。

この方法で曲を止めると、聴き手側は「なんだなんだ?」とDJの方に注目します。

つまり場の雰囲気が変わったタイミングということ。

これは、今まで以上に盛り上げるチャンスになります。

なので次の選曲がかなり重要。

曲が止まった後で流す曲は、ドーンと盛り上がりそうな曲を選んでください。

たとえばBPM100くらいの曲をしばらくかけていて聴き手がダレてきた時などに、

この方法でBPM130の盛り上がる曲をぶっこむ。

そうすると結構盛り上がってくれたりします。

BPMを変える=場の雰囲気を変えるチャンス!

DJとしては30分、1時間と時間をかけながら徐々にBPMを上げ下げしているつもりでも、聴き手側にとっては変化がないように感じてしまうときもあります。

そんな時は聴き手を飽きさせないために、思い切ってBPMを変更して場の雰囲気を変えてみることも大事。

今回ご紹介した方法で実際に練習して、まずは出来そうなものからチャレンジしてみてくださいね。

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