DJ上達への近道!曲を繋ぐ前に知らないと損する7つの基礎

機材の準備も終わり、いざDJを始めてみたものの…「曲をつなぐタイミングがいまいち分からない」「ミックスできたけど、これで本当に合ってる?」なんて事はありませんか?

私もDJを始めた頃はサッパリでした。先輩DJや練習動画の動きを見ても何をしているのか良く分からず、そもそもボタンやスイッチが多すぎて何が何やら…。練習してもなんだかつまらなかったんですよね。

でも、ある日「曲の仕組み」や「押さえるポイント」を教えてもらってから、曲をどこで繋げたら良いかがスラスラと分かるようになりました。 そこから、「なんとなく繋げる」状態から抜け出し、練習するのがとても楽しくなりました。

そこで、今回はミックスする時のポイントなどを図を交えながらご説明していきます!

これだけは押さえておきたい!つなぎのポイント7選

つなぎ方には色んな種類があるので、どれが良くてどれが悪いなんて決まりはありません。

ただ、聴いていて「不自然さ・不快感」のあるつなぎ方は「汚いつなぎ」になってしまいます。 では、綺麗につなぐためにはどうしたら良いか?ここから、最低限押さえておきたいポイントをご紹介していきます。

【1】BPMが合っていること

BPM(Beat Per Minutesの略)とは、1分間に何回リズムをきざむかという事。脈拍のようなものというか、メトロノームが数えてくれるアレです。 ドラムで言ったらキック音です。

あえて図にするとこんな感じ。 このドンが1分間で90回流れる曲だと、BPM90になります。 このBPM、曲によって全然違うので、キレイにつなぐ為には2つの曲のBPMを合わせる作業が必要なんです。

PCDJやCDJの場合、BPMは目で見て確認する事ができます。

(Serato DJの場合)中央上にある2つの◯の中に表示されている数字。画像では左右ともにBPM65です。

出典:Serato

(CDJの場合)画面の右下(または右上)に表示されている数字。画像ではBPM128です。どちらも小数点以下は気にしなくてもOKです。

出典:Pioneer DJ

BPMを合わせるというのは、簡単に言うと この数字を左右一緒にしましょうという事です。 ただ、単純にこの数字を目で見て合わせてしまうと、曲をつないでいる途中でだんだんとズレが出てきてしまいます。

↑こんな感じです。

※ここでは、いま流れている曲(スピーカーから流れている曲)=前曲/次に流す予定の曲(ヘッドホンから流れている曲)=次曲と表記しています。

ではどうやってBPMを綺麗に合わせるかと言うと、耳で聴いて微妙なズレがないかをチェックしていきます。 前曲と、次曲の2つの曲を同時に聴きながら、微調整をしていきます。

※詳しいBPMの合わせ方についてはこちらをご覧ください↓

基本のBPMの合わせ方【1】準備〜実践まで

基本のBPMの合わせ方【2】実践〜最終確認まで

【2】選曲は「同じ雰囲気の曲」

曲って色んな雰囲気がありますよね。 POPS、HIPHOP、R&B、HOUSE、TECHNO、EDM、REGGAEなどのジャンルだけでなく、 POPSの中でも盛り上がる曲や静かな曲、キラキラした曲、ゴリゴリした曲とか、 何種類もの音が混ざっている曲、シンプルな曲とか。

曲をつなげる時は、なるべく雰囲気の近い曲をつなげる事をオススメします。 なぜかというと、急に雰囲気が変わると聴いている側が盛り下がってしまう事が多いんです。。

先ほどのBPMを表した

↑これに雰囲気をつけ加えると、

キラキラした曲:

ゴリゴリした曲:

静かな曲:   

こんな感じのイメージです。

例えば雰囲気の合わない同士をつなげてしまうと、 曲の変わり目から急に静かになって盛り下がったり、 曲調がいきなり変わって耳障りに感じてしまったりするのです。↓

聴き手にとって聴きやすく、踊りやすく、楽しい選曲をしていくようにしましょう。 (DJに慣れてきたら、雰囲気を変えるためにあえて曲調を変えるのもアリ!ですがまずはキレイにつなぐ練習をしましょう)

DJ練習に向いていると思う曲をジャンル別に集めました。→基本のBPMの合わせ方【0】DJ練習用おすすめクラブミュージック

【3】曲をどこで繋ぐかが重要

では、実際に曲同士をどんなタイミングでつなぐのか?ですが、基本さえ押さえればどこでもOKです。 重要なのは、変なタイミングで繋がない事。

ここで、ちょっと楽譜をイメージしてください。

楽譜とかコードとか、「曲を視覚的に表しているもの」って、どんな曲にもありますよね。曲をつなぐ場合、この楽譜をイメージすると分かり易いと思います。 注目すべきは音符ではなく、小節とか、拍子の部分

例えば、音楽を再生中にブツッと止めるとします。

止めるポイントが小節の途中か、小節の区切りかだと、 小節の途中で止めた方が不快感が残りませんか?

さらにここで、下の図を見てください。

小節の区切りで止めたとしても、サビの最中で音楽が止まってしまったら、「あれ?今良いところだったのに!怒」となりませんか?

曲には、小節や拍子の他に構成というものがあります。

①イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ間奏→Aメロ→Bメロ→サビアウトロ

②イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ間奏→Bメロ→サビ→サビ2アウトロ

③サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ間奏→Bメロ→サビ→サビ2アウトロ

 

構成パターンは他にも何種類かありますが、基本はこんな感じです。そして、音楽を再生中にブツッと止めても不自然でないところは、 サビ終わり、間奏終わり、サビ2終わり、アウトロ終わり

このタイミングで曲を繋ぐようにすると、どのジャンルの曲も比較的キレイに繋ぐことができます。(アウトロ終わりで繋ぐと1曲の再生時間が長くなってしまう=聴いている側が飽きてしまうので、あまりオススメしません…)

曲によってはAメロBメロが3回、4回と繰り返されたり、Cメロが入っていたり、イントロ前にセリフが入っていたりと色々。ですが、どれがサビなのか?どれが間奏なのか?これを意識すればほとんどの曲は大丈夫です。

また、今回は曲を止める場合で説明しましたが、曲が始まる場合も同じです。 イントロの途中から始まったら、違和感を感じてしまいますよね。

なんとなくイメージできましたか?ざっくり言ってしまうと、「その曲の良いところ」を切り取って流すという感覚です。カラオケのメドレーソングなんかを想像してもらえれば良いかと思います。

※詳しい曲のつなぎ方ついては別記事でご紹介する予定です。

【4】音量がズレすぎないこと

これ、結構、重要です。せっかく同じ雰囲気の曲を選んで、良いタイミングでつなぎができても 、

曲が切り替わった瞬間ボリューム小さっ!なんて事が起きると勿体ないことに。

これは曲をつなぐ前に、ヘッドホンで両方の曲を同時に聴いて調節しましょう。

また、実際に曲をつないでいる最中はヘッドホンは使わずにスピーカーの音を聴く様にすると、聴き手目線で音量バランスを聴けるのでオススメです。

↑こんな感じですね。

 

【5】片方のLOWは小さめにする

LOWって何と思った方は、お使いのミキサーを見てみて下さい。 たくさんあるツマミの1番下らへんにあるやつです。(正式にはイコライザーというそうです)

このLOWつまみとは、 LOW=低い=低い音だけのボリューム調節つまみだと思ってください。 (本当は×「低い音」 ◯「低域の周波数帯の音」だそうですが、難しいことは飛ばしてしまいます)

低い音というのは、上で紹介した

↑これです。 で、「片方のLOWを小さめに」とはどういう事かと言うと…

両方の曲のLOWを通常の音量にしてしまうと、 赤枠の部分のドンドンが重なってうるさくなってしまうのです。 キレイにつなぐ場合には、どちらかのLOWを小さくしながら繋いでいきましょう。

【6】ボーカルは被らないようにする

こちらもLOWの話と似ていますが、 歌詞がラララララ〜の曲とロロロロロ〜の曲の場合

こちらも赤枠の部分の歌詞が混ざって聴きづらくなります。 この場合は両方の曲がスピーカーから流れる時間を短くして、ボーカルが被る時間をなるべく短くしましょう。

ボーカルが被らないようにミックスする時は、クロスフェーダーを使うと比較的楽につなげます。

クロスフェーダーって何?という方はこちら→クロスフェーダーの使い方、使い分け方

【7】エフェクトを使うのも手

いろいろ書いてきましたが、どうしても使いにくい曲なんかもあります。 サビ終わりと次の歌い出しがくっついている曲とかですね。

こんな感じの時です。 音量をうま〜く下げて繋いでも良いのですが、加減がちょっとムズカシイ。。

そんな時にエフェクトはとっても便利です! サビの最後のル〜だけをループしながら音量を徐々に下げていったり、

フィルターをかけて音を絞っていけば、

比較的キレイにつなげると思います。

曲のつなぎポイントを知って効率的に練習しよう

曲をつなぐ上で、押さえるポイントは掴めましたか?このポイントを知っているかいないかで、今後新しい曲に挑戦する時の上達スピードが全然違ってくるハズです。ここからは感覚をつかむために、何度も練習を重ねていきましょう!

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