拍ってなに?DJミックスで超重要な拍数合わせのやり方

 

基本のBPMの合わせ方【2】実践〜最終確認までのページでちらっとご紹介しましたが、今回はミックスをするのにとっても重要な拍数のことについてご紹介していきます。

拍数とは?

DJがミックスをするのに大事になってくるのが、拍数や小節について知ることです。

まず、下の楽譜を見てください。

誰もが知っているこの曲でご説明していきます。私は楽譜が読めないので難しい説明は飛ばしますね。

拍とは、DJ上達への近道!曲を繋ぐ前に知らないと損する7つの基礎のページでもご紹介していた、「ドン ドン ドン ドン」のこと。この曲で見てみると、

赤字のところ。

最後の「ウン」のところも1つの「ドン」としてカウントします。実際に歌いながら手を叩いてみると分かりやすいですよ。

さらにここで、「ドン」を数字に置き換えて見てみると…

全部で8つになりました。

では、この調子で歌の続きを見ていきましょう。

ここも最後の「ウン」をしっかり数えてくださいね。

ここは「ウン」が多いですが惑わされないように。しっかり数えていきます。

最後は少し分かりづらいですが、「ゲロゲロゲロゲロ」の「ロ」だけ数えていません。

ここも、自分がメトロノームになったつもりで手拍子を叩きながら歌ってみると分かりやすいですよ。

一定のリズムで手を叩いてみると、「ロ」の部分では手を叩かないことが分かると思います。

はい。ここで曲が終わりました。何か気づいたことはありますか?

実は、拍数が全部8になっているんです。

つまり、この曲は1小節に4拍ずつの曲ということなんですね。

こういうものを4分の4拍子の曲といい、DJで使う曲はほとんどが4分の4拍子になります。

なので、拍の数え方さえ覚えてしまえばどんな曲でも(BPMが近い曲同士であれば)タイミング良くミックスができるようになります。

なぜ拍数が大切なの?

拍数の数え方は分かったけど、なぜミックスをするのに拍数が大切なのか?

ちょっと無理矢理ですが…いま、かえるの合唱がクラブで流れていると想像してください。

途中で曲が切り替わるタイミングとして、①、②、③、④で選ぶとすると、1番不自然でないのが④、次が②になります。①と③で曲が変わってしまうと少し不自然ですね。

曲には構成というものがあり、何小節かでまとまりがあるのです。

①と③はまとまった構成の途中で曲を切ってしまったので、不自然な感じになってしまうんですね。

では、この構成の区切りを気にしながら、拍の話に戻します。

不自然でない②と④で曲を切る場合は何拍になるのかというと………

曲のはじめから数えて、②の場合は16拍、④の場合は32拍になります。

先ほど4拍=1小節だとご説明しました。つまり②の場合は16拍=4小節、④の場合は32拍=8小節となりますね。

ここで大事なポイント。

DJで使う曲のほとんどは、4小節、8小節、12小節、16 小節、20小節…と4の倍数ごとに構成されているんです。曲をミックスする時に、4小節か、8小節か、16小節か…タイミングが分かれば違和感なくミックスができるようになります。

下の例を見てください。

前曲 サビ(32拍) 間奏
次曲 イントロ(16拍) Aメロ

赤い部分でミックスをしていくとします。

前曲のサビ終わりと次曲のイントロ終わりがぴったり合うようにしたいので、前曲のサビが16拍目に差し掛かったタイミングで次曲をスタートさせれば、キレイにつながりますね。

こんな具合で、ミックスしたい部分(今回はサビとイントロ)の拍数さえある程度把握しておけば、キレイに曲をつなぐことができるようになるんです。

ということで、「なぜ拍数が大切なのか?」の答えは「拍数を把握することでキレイにミックスができるようになるから」でした。

曲ごとの拍数の数え方は?

いま、かえるの合唱を例に見ていたので曲の長さがとても短かったですが、実際にDJとして使う曲はだいたい3分〜7分と長い曲になるかと思います。

こういった曲はどうやって拍数を数えていくのか、その方法をご説明していきます。

まず、どんな曲でも基本は

いちにーさんしー(これで1小節)ごーろくしちはち(1小節)

にーにっさんしー(1小節)ごーろくしちはち(1小節)

と、準備運動をする時のようなカウント方法をしていけばOKです。

よんにーさんしー…までカウントしたら、またいちにーさんしーに戻ります。

曲の構成を例にあげながら見ていくと、

①まずはこんな構成の曲。POPSやR&B、HIPHOP、REGGAEなどに多いです。

イントロの部分から数えていくと、

イントロが16拍。にーにっさんしー…の後は曲調が変わってAメロになるので、またいちにーさんしー…と数えていきます。

②次はこんな構成の曲。POPSやR&B、HIPHOP、REGGAEなどに多いです。

今度はイントロが32拍あるので、よんにーさんしー…まで数えます。そのあとAメロに入り曲調が変わるためまたいちにーさんしー…と数えていきます。

③最後はこんな構成の曲。EDMやHOUSE、TECHNOなど四つ打ちの曲に多いです。

こちらはイントロが48拍あります。よんにーさんしー…まで数えたらまたいちにーさんしー…にーにっさんしー…と数えると、曲調が変わってAメロに移るのでまたいちにーさんしー…と続きます。

こんな感じで、イントロの部分だけ見ても16拍、32拍、48拍と様々です。他にもイントロが4拍や8拍の曲、カウントできないくらい長〜いイントロの曲もあります。

まずは難しいことは考えずに、拍数を声に出して数えながら曲を聴いてみましょう。

いろんな曲を何回も聴いていると、「いまAメロに移ったな」「あと◯拍でサビが始まるな」などなんとなく分かるようになってきます。

最初の目標は、拍数と構成の感覚がつかめればOKです。

次は実践練習へ!

ここまでずらーっと文章で説明したので分かりにくい部分もあると思います。

今回は、DJをする上で「拍数が大事」「構成も大事」ということが分かっていただければ嬉しいです。

では次は、実際に基本のBPMの合わせ方【0】DJ練習用おすすめクラブミュージックでご紹介したおすすめの練習曲の拍数、構成をチェックしていきましょう。

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